理事長挨拶
現在、温暖化現象によると思われる集中豪雨による災害被害が多数発生し問題になりつつあり また、山のトレッキングが流行しており、安易な気持ちで登山に近いトレッキングやハイキングを行い 山中で遭難している事案が多数発生しております。 「東南海大地震」の発生が予測され、家屋倒壊等で死傷者が多数発生されると予想されていることや そのほかの各種災害が近年多発しております。 被害者の捜索に対して、捜索活動を早期に着手し 災害被害者を発見し人命救助を行うことを中心に活動しております。 事案の発生に備え災害救助犬の育成に関する事業を行い、並びに、災害遭難者の家族の心のケア活動に寄与するなど 各行政機関との連携により防災訓練など防災の啓発活動に努め 各種災害被害者を最小限になるように努力しております。 本協会の社会的使命は重く、各行政機関及び県民をはじめ関係する民様の期待に応えていくべく 今後とも努力を続けていく所存です。 今後とも皆様方の益々のご支援ご鞭撻をお願い申し上げます。 2010年11月 岐阜県災害救助犬協会 理 事 長 進藤秀樹 |
設立までの経緯
2010年 7月15日 可児市土田地内で発生した可児市豪雨災害に死者1名行方不明者2名の災害発生 2010年 9月11日 平成22年9月12日に救助犬で捜索に入りました。 2010年10月28日 一番上流部の堆積物の多い場所を完全に除去し終え次の目標場所に移動 2010年10月30日 先日の目標場所を中心に作業開始し、約2時間後に堆積物より被害者の初めての 遺品を発見しました。 2010年11月 1日 一般社団法人 岐阜県災害救助犬協会設立 |
設立の目的
当法人は、各種災害の被害者を支援するため、山岳救助犬、水難救助犬、災害救助犬を育成すること 及び各救助犬により捜索活動を行い、被害者を早期発見して人命救助を行うこと、並びに災害遭難者の家族の心のケア 防災訓練活動等への参加、公的捜索活動終了後も定期的に捜索支援活動に努めるなど 災害による被害者を支援することにより社会に貢献するとともに、支援活動を通じて地域の安全に寄与することを目的とする。 |
法人の事業
1(1) 救助犬による災害時の災害救援事業。 (2) 救助犬による公的災害捜索終了後の災害遭難者の捜索事業。 (3) 救助犬による山岳遭難時の救助事業。 (4) 救助犬による山岳遭難時の捜索事業。 (5) 救助犬による水難事故時の捜索救援事業。 (6) 救助犬による災害遭難者の家族の心のケア事業。 (7) 救助犬による地域安全事業。 (8) 前各号に掲げる事業に従事する者の養成及び研修事業並びに従事する犬の育成事業。 (9) 災害遭難者支援に関する広報及び啓発事業。 (10) その他、当法人の目的を達成するために必要な事業。 2 前項の事業は、岐阜県内において行うものとする。但し、緊急を要する場合は、この限りではない。 |
協会の概要
団 体 名 称 | 一般社団法人 岐阜県災害救助犬協会 |
事務局所在地 | 岐阜市六条南2−10−3 St.Bernard kennel |
電 話 番 号 | 090-8677-1490 |
役 員 | 理事長 進 藤 秀 樹 他 理事3名 監事2名 |
設 立 | 平成22年11月 1日 |
会 員 数 | 20名 (2010年12月末日現在) |